突然ですが、あなたは舞台観劇のマナーをご存知ですか?
私は10代の頃に初めて舞台観劇を経験し、小さなマナーをV6の先輩オタクのみなさんから見よう見真似で学びました。
義務教育時代にも音楽鑑賞や舞台観劇など様々な機会を設けてもらっていたと思いますが、学校単位で鑑賞・観劇するのと個人でチケットを取って行くのとでは心持ちも準備も違ってきますよね。
特にジャニーズタレントさんが主演を務める舞台やミュージカルは年々増えている気がしていますし、もちろん主演でなくても出演される方が沢山います。
ここで忘れてはいけないのが舞台やミュージカルの現場はあくまでも「他所の畑」であるということ。最近はそこまで大きく避けられることはないかもしれないのですが、世の中には少なからずジャニーズというだけで嫌悪感を抱く方がいます。ジャニーズファンも同じようにジャニーズのファンというだけで穿った見方をされることがあるのが現実です。
ここで推しのイメージを下げないために、そして自分自身のイメージを落とさないためにできる唯一の方法は「マナーを守ること」だと私は考えています。正直これに尽きます。
マナーを守って人に迷惑をかけずにいても、ジャニオタを理由に突っかかって来る人はただの当たり屋なので気にする必要は無いと思っています。
下手に出ろというわけではなくて、場合によってはマイナススタートになることもある。だからこそ基本的なことは気をつけたいよなぁという話です。
故意にマナー違反をしている場合はまた違った話になってきますがオタクの「知らなかった」が推しのイメージを下げるのはとっても悲しいですよね。
基本的にNG事項は会場内で注意喚起されることがほとんどですが「言うまでもない基本的なマナー」は声かけされるまで教えてくれません。スタッフさんが直接声かけをしている場面も時々見ますが、みんなの前で注意されるのって少し恥ずかしいですよね。
オタクの会場内外での振る舞いが原因となって印象が下がる、劇場にクレームが入る、劇場主催の作品に呼ばれにくくなる、仕事が減る、この負のループはありえない話ではないと思います。コンサートのように観客みんながオタクなわけではありませんので節度ある行動が求められます。(まぁ実際グローブ座とかはほぼオタクしかいないけどねっ!マナーいいに越したことははいので!)
さて、前置きが長くなりましたが本題です。
これだけ守っておけば最低限恥はかかずに済むのでは?!というものをいくつかご紹介できればと思います。
では本文レッツゴー!!!
これだけ守れば大丈夫!舞台観劇マナー3選!
音には注意!
演劇やミュージカルの劇場には基本的にどんな服装で行っても高級料亭のようにお断りされることはありませんし、最近はデニムやスニーカーを履いている方も多く見かけます。(私はセミフォーマルで行くのが好きです。舞台観劇スイッチが入るので!)
ただいくつか気をつけなければならないことがあります。
それは「音」と「帽子」です。
シャカシャカ音のするアウターやジャラジャラうるさいアクセサリーは他の方の集中を削いでしまう可能性があるので避けた方が無難です。
アウターは足元に置いたり、ジャラジャラ音の出るアクセサリーは公演中だけでも個数を減らすなどの工夫をすると良いかと思います。
また、ビニールの音も注意が必要です。
私が今までの経験上一番イライラしたのはビニール音でした。本当に一気に現実に戻されるので、気になって仕方なかった記憶が。ちなみに隣で観劇していた母はそこまで気にしていなかったようなので、感じ方にはやはり個人差があるようです。咳やくしゃみなどの生理現象は仕方ありませんが、事前に準備できることは開演前までに済ませておきましょう。オペラグラスとかね!
そして、帽子も着席時にはとりましょう。後ろの方の視界を遮ってしまうためです。トップでのお団子ヘアや盛り髪も避けなければなりません。「アップヘアにしていたら髪の毛をほどいてくださいと係員に言われた」と言う知恵袋を見たことがあります。今の時代あまり盛り髪をしている方は見かけなくなりましたが(笑)現在も係員から声かけされるかと。
同じ理由で背もたれから背中を離す行為もNGです!
前のめりでの観劇をしたらその分後ろの人に迷惑がかかります。
ちょっとしたことで見え方が変わってしまうのです。
椅子に深く腰掛け、背中は背もたれにつけて観劇してくださいね。
(以下、追記)
公演中の私語厳禁は言わずもがな。これはコンサートでも言えることですが、開演・終演前後の会話内容も周りに聞こえていることを理解する必要があります。そこにあなたの言葉を聞きに来ている人はいません。オタクネタや感想等々お友達とお話したい方は幕間や終演後に別で時間を設けてください。
会場内では原則撮影禁止!
ジャニーズが主催の作品や、ジャニタレが出演する舞台では必ず黒服スタッフさんが撮影禁止のボードを持って歩いています。撮っているのが気付かれたら完全消去するまで画面見られるので注意してくださいね。思い出のためにと撮る方もいるのかもしれませんが、悪気がないのに目をつけられてしまうのは嫌ですよね。注意喚起されていることは最低限守りましょう!
録音録画は問答無用でつまみ出しです。この間つまみ出されてる人いたな、、、
応援グッズは使用不可!
同担にいたら「やめてー!しまえー!帰れーー!」ってなるナンバー1です(笑)
オセローの時に神山くんの名前がどでかく入った手作りTシャツを着てきている人がいてめちゃくちゃ叩かれてたのを思い出しました。しかも共演者の方が反応しちゃったんですよね。その時の神山くんの悲しそうな作り笑いは思い出したくないくらい嫌な思い出です。
外部仕事でなんとか頑張っている推しの頑張りに泥を塗らないように「頼まれてもない過度な応援」は避けるべきかなと個人的には考えています。
感動を伝える手段として「拍手」があるので、思いの大きさは拍手の大きさで表現しましょう!
持ち込みが事前に許可されているものを除き(ほぼないけど)ペンライトやうちわの使用は厳禁です。
いかがでしたか?
自分で書いていて、演者さんや他の観客の方に対しての思いやりが必要だよって言うことなんだろうなと思いました。
難しいことはひとつもなくて、舞台観劇へのハードルが上がると言うようなこともなさそうですよね。よかった!一安心!
うひゃー!やっぱり微笑み衣装かわいい!
おしまい!