とても深いグリーン

推しがみんな緑担当。書きたいことを書きたいときに。徒然なるままに。

【観劇記録】推しが世界一キュートな会計士になりました。-PRODUCERS -

 

 

11月8日から上演が開始されたミュージカル「プロデューサーズ」を観劇させていただきました。会場は渋谷にある東急シアターオーブです。綺麗でアクセスも良いので大好きな会場の一つ。乗り換えの接続感も最高です。着る服が天候に左右されないのはとてもありがたいことです。

 

 

そして主演はWEST.の神山智洋くんと濵田崇裕くん、主要キャストには王林さんも。バラエティのイメージしかなかったので最初にキャストが発表された時はびっくりしましたが、確かに以前WEST.のレギュラーバラエティである「イキすぎさんについてった」でダンスを披露していたときにめっちゃ上手かったのを思い出して納得。身長もあるので舞台映えするだろうな〜なんて思ったり。

 

 

私が観劇したのは3日目の昼公演。つい先日小瀧望くん主演のミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」を観劇しに来た時ぶりのシアターオーブです。

 

 

舞台観劇をする日は私にとってご褒美DAYなので、贅沢をして良い日!と決めています。以前小瀧くんのミュージカル「The Beautiful Game」を観劇した時もわざわざ少し早く家を出て、おひとりさまランチを楽しんでいます。友達や家族と一緒だと相手に合わせるので、贅沢をするというより二人で行きたいところ(ロケ地とか)に行くことが多いです。

 

 

 

boiledcrab.hatenablog.com

 

コンサートとは似て非なるものというか、異世界感を楽しめるのは一緒なんですけど。心を豊かにするための大切な時間の一つになっています。推しである神山智洋くんは近年舞台仕事が続いていたのですが昨年(2023年)は舞台現場がなく、結局1月のTBGしか観劇できていませんでした。昨年は自分自身がちょっと色々揺らぎの多い一年だったしINIにハマったばかりで新鮮さゆえにそちらを優先してしまっていたりしたので、久しぶりの神山くんのお芝居、しかも念願のミュージカルが本当に嬉しくて楽しみでした。

 

 

しかしながら、チケット応募期間の私はINIにズブズブだったのでチケット確保が疎かになり。結局1公演分しか押さえられず仕舞いでした。当日券も3番くらいまでしか採番されないキャン待ちのみの受付だし、もうこれから回数を増やすのは無謀そうです。個人的に舞台現場の当日券と相性抜群で、毎回当日券頼みですり抜けて来たのですが。ぴあじゃなくて大嫌いなローチケだったし、もういいんです。(ふてくされ)

 

 

あと余談が続いて申し訳ないのですが。

舞台観劇を「推し活」と括るのはあまり納得できないタチでして。私にとって好きなアイドルを応援すること、それに付随して発生するエンタメを受け取る作業は「ライフワーク」のようなもので、コロナ禍以降に取り上げられる「推し活ブーム」には疑問を抱いたりしています。今までずっと続けてきた人にしか分からないと思うのですが。どのブランドでもカラバリが増えたりして、応援しやすいように企業も一緒になってブームに乗っかっていくことで生まれる良い側面もたくさんあるのだと思いますが。ブームにされちゃ困るのよ。去ることはないのだから、と。

 

 

 

以下感想です。

少々内容に触れますのでお気をつけ下さい。

 

 

濵田くん演じるプロデューサーのマックスと、神山くん演じる会計士のレオの凸凹感が何ともコミカルで、それでいて心地よさを感じました。長年一緒に時間を過ごしてきた二人の関係性が反映されているんだろうなとは思いつつ。私今回強く思ったことがあって、神山くんって『弱気で不憫で自信がないけれど、実は心の中では殻を破りたいと願っているような、うちに秘めた強い意志が透けて見える』ような役がビターっとハマるんですよね。観ているこちら側が応援してあげたくなるような、背中を押してあげたくなるようなキュートさやチャーミングさがあります。あと、圧倒的に『一人称が”僕”』な役が似合う。濵ちゃんはずっとエロかった。語彙力なんて渋谷の街に捨てました。

 

 

今回最大の収穫は王林さんのポテンシャルの高さを知れたことだ!と思うほど、歌も踊りもアクロバティックな動きもこなしていてびっくりしました。テレビではおっとり青森弁でお話しされているので、ギャップもあると思いますが。全体として、脇を固める俳優陣が強すぎた印象があって、、ずーーーっとキャラの大渋滞が発生していました。面白すぎる。役の個性だけじゃなくて技量があるからこそ、コメディとして成立しているんだろうな〜なんて素人目に思ったりもして。

 

 

すぐパニックになってしまうレオの安心材料として登場するブルーのブランケット片。グッズになっているのでもちろん私は購入しました。可愛いにも程がある。刑務所みたいな会計事務所から離れて正解だったね〜と微笑ましく観ていました。ジャズを踊る神山くんを観たのはかなり久しぶりでしたが、やはり軸がブレなくて美しかった...

ステッキワークも最高だったし本当はもうちょっとタッパがあればよかったけど、神ちゃんだからこそできるキュートなレオがハマり役でした。

 

 

最後の最後にレオがマックスからブロードウェイプロデューサーの証であるハットを被せてもらうシーンは全私がスタオベ。よかったね( ;  ; )

とにかくずっと面白かったし、所々観客を巻き込んで進める演出もあったりしてアドリブも楽しめるんだろうな〜と。ヒトラーを喜劇に持ち込むという意外性もあって、内容的にも大満足な1日でした。

 

 

1回しかないと聞いていた挨拶もスタオベの景色を届けられて何よりでした。

次は「幕間にシャンパン」を楽しみたいと思います。

 

 

今回は開演前にコーヒーとシュガードーナツを。



 

 

おしまい。