とても深いグリーン

推しがみんな緑担当。書きたいことを書きたいときに。徒然なるままに。

労務の知識は自分も家族を救うよねって話。

 

昨日、退職代行業者のようなことをしました。

 

 

というのも鬱の兆候が出るほどの激務で正常な判断ができない家族に代わり、退職をするにあたって必要になる書類を一覧にして請求し(色々あり労務系の処理をできる人が職場にいるか怪しかったので)勤怠の処理に関しても書面で希望を伝えました。

 

最近の姉は本当におかしくなっていて、昨日も夜間に私物回収をしに行ったのですが(偉い人に立ち会っていただいてます)注意力が散漫になっている姉に代わって安全のために私が運転し、帰りの移動要員として後ろから別の車で母も一緒に行きました。

 

職場が近づくと動悸がしてきたとソワソワし始めて、職場のドアの前で号泣。見えないところに控えさせて、私が呼び鈴を鳴らして書類の説明や貸与物の返却をしたり、荷物の回収可否についてお伺いしました。たまたまその時間にいた方も諸事情によって退職を間近に控えている方だったので快く受け入れてくださり、私も一緒に私物の回収をお手伝いさせていただきました。その方がいるかいないか、一か八かの賭けだったので本当に命拾いをしました。さすがに無人の事務所に入って後々疑われるのも困るのでね。

 

色々お話させていただきましたが、書類の内容については必要最低限の請求しかしていないのもあって、全て応じていただけるとのことで一安心。改めて知識の有無は大きいなと思いました。実際両親も壊れていく娘に不安が募っていたり、自分の仕事もあったりで誰がなんの処理をしてどんな書類を送ってもらわないといけないのか分かっていなかったようですし。

 

前々職?では勤怠の処理を一部担当していて少し勉強していたのと、隣のデスクで仕事をしていた上司が入退職の手続きを担当していたので電話口でのやりとりや雑談、そのまた上司との会話を盗み聞いたりして知識を齧りました。コロナ禍で暇だった時に社労士のテキストを購入して勉強していたのが功を奏した結果に。

 

精神を病んでる人間って早く会社との縁を切りたがるんですよね。お金や有給はどうでもいいから早く逃げたいと思うのは当然だと思うし、焦りがすごいんですよ。仕事によって人間として必要最低限の判断力や思考力を切り落とされているのもあって余計に。

でも私は今回会社に無関係ないわば部外者だし、残っている有給やまだ給与システムに登録していない分の残業代も全てもらって辞めさせたいと思っていました。こんな状況にした会社を許したくなかったし、最後くらい法律守れよ?という気持ちもこめて爆速で書類を用意して、退職届も作成して最悪の状況になっても二週間後には法的に関係が切れるようにしました。

 

連絡も全て私が対応する手筈にして(原則連絡はしないようにするねって言ってもらえたので一安心)本人への直接の連絡も遮断しました。

 

この段取りは本当に最終手段で、私は基本自分で全て会社とのやりとりを完結させてきたタイプだけど家族のこととなれば話は別。生きていてくれることの方が大事なので世間体なんて考えていられません。暴動起こさなかっただけ褒められたいレベル。

 

今回必要な書類や求めても問題ない諸々の手続きの依頼をかけてなんとか退職に持っていけたので、家族から謝礼金をもらいました(笑)退職代行サービス使ったらもっとかかったかもしれないし、と。毎度あり!!!別に何かを求めていたわけではなくて、自分もこの間しんどい思いをしたばかりだったのもあって、シンプルに姉にまた笑って欲しかったし、普通にご飯が食べられる精神状態に戻って欲しかっただけなんですが、無職には助かる臨時収入!!

 

 

今までやってきた仕事や勉強が役に立って、さらに久しぶりに人から感謝されて嬉しかったです。会社の方ともそこまで話がこじれなかったのが救いです。少し姉妹でゆっくりしてまたお仕事頑張りたいと思います。

 

今日はINIの1st写真集の発売日!予約した時にはまだ働いていたので、18時以降の時間指定にしてしまっていました。なんてこった・・・。早く届かないかな〜!!佐川のおっちゃんファイティン!!!

 

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おしまい。